月光
踊りませうか
この気持ち 枯れる前に
番の誉れと偽りを語り愛すのです
かくも雪と同じく消え行く
儚すぎるそれは貴方に似合わない
暗過ぎる夜に明けない貴方の瞳
何も宿さずに何も捕えなければ
きっと私たちは永遠になる
双眸にただお互いを映して
振り向かずに死ねたなら
きっと私たちが光になる
070730