雨空、踊るワルツは


粉になって風にのった温もり
愛しすぎてもがれてしまわれそうになった
思い出ばかり見つめてるからこんなに苦しいんだな
夕焼けに溺れるひとの心 情緒的
儚過ぎて勿体無い

残ったたったひとつ 大きな足跡に
見出せれば明日は怖くないはず
終わらない空の様に祈りだけは永遠であれ
声無き生き物の語りこそ真実
曇り空に笑顔を貼り付けて歌ったらいい

雨空 踊るワルツは君の為
君が居るために紡がれ生まれる安堵
青い傘の下 希望は青く染まり
僕らも同じ色になって回る
足音は違えど 歩幅は合わせられる


080115